トップメッセージ Top Message

企業倫理から未来を考える

代表取締役会長 川本 裕明

現代社会において企業は社会の公器です。

企業が利益を求め経済合理性を追求するのは当然です。それが結果として、社会全体の幸福につながっていくものと考えますが、同時に、自然との共存、ゆとりある生活、人間としての思いやり等の視点を加味した「+α」の発想を忘れてはならないのではないでしょうか。個々の会社が自らの努力によって確立すべき企業倫理。当社では次のような3つの「+α」を大事にしています。

「土地基本法の精神」を遵守します。

不動産は有効に活用されてこそ価値があります。当社では、不動産を転売益のみを目的とした投機の対象とは考えません。知識と経験を生かして不動産が本来もっている利用価値を充分に引き出し、不動産の有効活用に積極的に取り組んでいきます。有効に活用されてはじめて不動産はプラスの資産に変わります。「これは」と思う不動産への投資を強力に推進いたします。

社員一人ひとりが常に信頼される取引を。

次に、「取引の公正さ」を重視します。取引にあたっては契約自由の原則が基本ですが、取引の公正さを忘れてしまった契約自由の原則は社会常識と大きく相反することがありえます。売主様・買主様、貸主様・借主様。全てのお客様の間に公平に立ち、社員一人ひとりが、常に信頼される取引の仲介をさせていただくよう心がけています。

企業は人也の発想を大事にします。

最後に、「企業は人也」の発想を大事にします。何をおいてもまず、お客様にご満足にいただけるようなサービスの提供を心がけなければならないことは言うまでもありません。そのために当社では、社員一人ひとりが誇りを持って働くことのできる職場の環境づくりのために鋭意努力を重ねております。仕事を通じて自己実現を果たし、満足を感じることができてこそ、お客様へのサービスも充実したものとなります。企業は内も外も人、人、人、人也です。